電気通信大学大学院 / 情報理工学研究科 / 情報・ネットワーク工学専攻 / 情報通信工学プログラム
情報理工学域 / II 類(融合系)/ 情報通信工学
細川研究室
大学院生・卒研生の受入れに関する情報
新着情報
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2024 年 11 月 24 - 17 日
国立極地研究所で開催された地球電磁気・地球惑星圏学会(SGEPSS)において,細川,齋藤,高野,平野が研究発表を行いました.
2024 年 11 月 23 日
国立極地研究所で開催された地球電磁気・地球惑星圏学会(SGEPSS)の一般公開イベントにおいて,細川がアウトリーチ活動を行いました.
2024 年 11 月 20 日
中野セントラルパークで開催された The International Workshop on ATM/CNS (IWAC) 2024 において,細川が研究発表を行いました.
2024 年 10 月 9 日
バンコクで開催されたThe 7th Asia-Oceania Space Weather Alliance meetingにおいて,齋藤,細川が研究発表を行いました.
2024 年 10 月 4 日
国立極地研究所で開催された Symposium on the Results and Future of Japan-Norway Sounding Rocket Experiments において,細川が研究発表を行いました.
2024 年 10 月 3 日
明治記念館で開催された Norway Japan Space Seminar において,細川が講演を行いました.
2024 年 9 月 24 日
卒業論文中間発表において,田納,平野,秋元,住本,大山が発表を行いました.
2024 年 9 月 19 日
九州工業大学で開催された中間圏・熱圏・電離圏 (MTI) 研究集会において,齋藤が研究発表を行いました.
2022 年 8 月 2 日
修士論文中間発表において,齋藤,高野が研究発表を行いました.
2024 年 7 月 29 日
UiT The Arctic University of Norway で開催された 21st International EISCAT Symposium において,南條,細川が研究発表を行いました.
2024 年 7 月 5 日
国立極地研究所で開催された スポラディック E 層研究集会 において,細川,齋藤が研究発表を行いました.
2024 年 5 月 26 日 - 29 日
幕張メッセ,オンラインで開催された 日本地球惑星科学連合 (JpGU) 2024 年大会 において,齋藤,高野が研究発表を行いました.
2024 年 5 月 20 日 - 22 日
北京で開催された SuperDARN Workshop 2024 において,細川が研究発表を行いました.
2024 年 4 月 1 日
卒研生 5 名が新しく配属されました.「研究室メンバ」のページ
2024 年 3 月 14 日
金沢大学で開催された 第 20 回 ERG サイエンス会議において,伊藤が研究発表を行いました.
2024 年 1 月 10 - 11 日
名古屋大学で開催された脈動オーロラ研究集会において,細川,南條,伊藤,高野が研究発表を行いました.
2023 年 12 月 11 - 15 日
サンフランシスコで開催された American Geophysical Union (AGU) Fall Meeting において,細川,伊藤,田淵が研究発表を行いました.
2023 年 12 月 7 日
スウェーデン国立宇宙科学研究所(IRF)において,南條が セミナー を行いました.
2023 年 11 月 27 - 29 日
東京大学 (ハイブリッド) で開催された 第 19 回 ERG サイエンス会議/内部磁気圏研究会において,細川,伊藤が研究発表を行いました.
2023 年 11 月 12 日
東北大学 (ハイブリッド) で開催された地球電磁気・地球惑星圏学会(SGEPSS)において,南條,並木,田淵が「優秀発表者」に選出されました.
2023 年 9 月 28 日
卒業論文中間発表において,浦部,大貫,西澤,眞弓が発表を行いました.
2023 年 9 月 24 - 27 日
東北大学 (ハイブリッド) で開催された 地球電磁気・地球惑星圏学会(SGEPSS) において,細川,南條,並木,伊藤,田淵,齋藤,高野が研究発表を行いました.
2023 年 8 月 21 日
ストックホルム大学で開催された 47th Annual European Meeting on Atmospheric Studies by Optical Methods (Optical Meeting)において,南條が発表を行いました.
2023 年 8 月 19 - 26 日
札幌コンベンションセンターで開催された URSI General Assembly and Scientific Symposium 2023 (URSI GASS 2023) において,細川,伊藤,田淵が研究発表を行いました.
2023 年 8 月 6 日
国立女性教育会館で開催された 女子中高生夏の学校 において,伊藤がアウトリーチ活動を行いました.
2023 年 7 月 10 日
幕張メッセ,オンラインで開催された 日本地球惑星科学連合 (JpGU) 2023 年大会 において,南條,伊藤が学生優秀発表賞を受賞しました.
2023 年 5 月 24 日
地球電磁気・地球惑星圏学会(SGEPSS)の「田中舘賞」を細川が受賞しました.
2023 年 5 月 21 日 - 26 日
幕張メッセ,オンラインで開催された 日本地球惑星科学連合 (JpGU) 2023 年大会 において,細川,南條,並木,伊藤,田淵,齋藤,高野が研究発表を行いました.
2023 年 4 月 1 日
卒研生 4 名が新しく配属されました.「研究室メンバ」のページ
2023 年 3 月 16 日
スウェーデン国立宇宙科学研究所において,南條が セミナー を行いました.
2023 年 3 月 6 - 10 日
国立極地研究所 (ハイブリッド) で開催された 第7回 国際北極研究シンポジウム において,細川,伊藤が研究発表を行いました.
2023 年 2 月 9 日
卒業論文最終発表において,河合,小山,齋藤,高野が発表を行いました.
2023 年 2 月 6 日
修士論文最終発表において,瀬島,高陽が発表を行いました.
2022 年 11 月 30 日
相模原市立産業会館 (ハイブリッド) で開催された地球電磁気・地球惑星圏学会(SGEPSS)において,瀬島が「優秀発表者」に選出されました.
2022 年 11 月 30 日
相模原市立産業会館 (ハイブリッド) で開催された地球電磁気・地球惑星圏学会(SGEPSS)において,南條が第 3 分野で,伊藤が第 2 分野で学生発表賞 「オーロラメダル」を受賞しました.
2022 年 11 月 16 日
オンラインで開催された 第 13 回 極域シンポジウム において,伊藤が研究発表を行いました.
2022 年 11 月 9 日
ノルウェーのトロムソ大学において,南條が セミナー を行いました.
2022 年 11 月 4 - 6 日
相模原市立産業会館 (ハイブリッド) で開催された 地球電磁気・地球惑星圏学会(SGEPSS) において,細川,南條,瀬島,高陽,並木,伊藤,田淵が研究発表を行いました.
2022 年 10 月 26 - 27 日
中野セントラルパークカンファレンスで開催された International Workshop on ATM/CNS(IWAC)2022 において,細川,田淵が研究発表を行いました.
2022 年 9 月 29 日
卒業論文中間発表において,河合,小山,齋藤,高野が研究発表を行いました.
2022 年 9 月 28 日
名古屋大学で開催された宇宙空間からの地球超高層大気観測に関する研究会において,南條が研究発表を行いました.
2022 年 9 月 28 日
名古屋大学で開催された中間圏・熱圏・電離圏 (MTI) 研究集会において,南條が研究発表を行いました.
2022 年 9 月 26 - 28 日
東京大学 (ハイブリッド) で開催された 第 17 回 ERG サイエンス会議/内部磁気圏研究会において,細川,伊藤が研究発表を行いました.
2022 年 9 月 20 - 21 日
名古屋大学 (ハイブリッド) で開催された脈動オーロラ研究集会において,細川,南條,伊藤が研究発表を行いました.
2022 年 8 月 15 - 19 日
スウェーデンのエスキルストゥーナで開催された 20th International EISCAT Symposium 2022 において,伊藤が研究発表を行いました.
2022 年 8 月 5 日
修士論文中間発表において,瀬島,高陽が研究発表を行いました.
2022 年 5 月 22 日 - 6 月 3 日
幕張メッセ,オンラインで開催された 日本地球惑星科学連合 (JpGU) 2022 年大会 において,南條,並木,伊藤,田淵が研究発表を行いました.
2022 年 4 月 1 日
卒研生 4 名が新しく配属されました.「研究室メンバ」のページ
2022 年 2 月 14 日
卒業論文最終発表において,伊藤が「優秀発表者」に選ばれました.
2022 年 2 月 10 日
卒業論文最終発表において,伊藤,田淵が発表を行いました.
2022 年 2 月 7 日
修士論文最終発表において,安倍,松嶋が発表を行いました.
2022 年 1 月 11 - 12 日
オンラインで開催された脈動オーロラ研究集会において,細川,南條,安倍,伊藤が研究発表を行いました.
2021 年 12 月 21 日
オンラインで開催された名古屋大学 ISEE 研究集会「宇宙地球環境の理解に向けての統計数理的アプローチ」において,南條が研究発表を行いました.
2021 年 12 月 16 日
オンラインで開催された American Geophysical Union (AGU) Fall Meeting において,南條が研究発表を行いました.
2021 年 10 月 31 日 - 11 月 4 日
オンラインで開催された 地球電磁気・地球惑星圏学会(SGEPSS)第 150 回総会及び講演会において,南條,安倍,松嶋,高陽が研究発表を行いました.
2021 年 10 月 12 日
オンラインで開催された ERG サイエンス会議/内部磁気圏研究集会において,南條が研究発表を行いました.
2021 年 9 月 30 日
卒業論文中間発表において,伊藤,田淵,塚崎が発表を行いました.
2021 年 9 月 30 日
オンラインで開催された 太陽地球系物理学分野のデータ解析手法、ツールの理解と応用研究集会 において,南條が研究発表を行いました.
2021 年 8 月 10 日
修士論文中間発表において,安倍,松嶋が研究発表を行いました.
関連ウェブサイト
光と電波を用いた宇宙通信環境のリモートセンシング
通信・放送衛星による宇宙通信,気象・測地衛星による地球環境計測,GPS 衛星を用いたナビゲーション,新しい科学技術の創生を目指す国際宇宙ステーション(ISS),それらを維持するための船外宇宙活動,21 世紀は宇宙空間高度利用の時代です.その実現のために必要となる,宇宙システムの安全な展開や維持,地上との安定的リンクの確保,船外活動の際の安全予測を行うためには,宇宙空間をはじめとする地球超高層大気環境の精密な把握が必要不可欠です.特に,高度 80-500 km に広がる電離した大気の層である「電離圏」は,ISS や多くの極軌道衛星が飛翔している領域であり,衛星通信・衛星測位のための電波伝搬にも大きな影響を与えることから,その動態を詳細に理解しておくことが重要です.この要請に応えるために,私たちは,地球超高層大気環境のダイナミックな変動を支配している物理過程を明らかにするべく以下のようなプロジェクトに取り組んでいます.
プロジェクト 1: 短波ドップラー観測を用いた中緯度電離圏擾乱現象の研究
日本国内において,短波帯の電波を用いた電離圏(100-300 km 高度)のリモートセンシングを行っています.この観測手法は短波ドップラー観測(HF Doppler: HFD)と呼ばれているもので,送信電波が電離圏で反射されるときに印可されるドップラーシフト(周波数の変化)から,電離圏プラズマの上下運動をモニタリングすることができます.この手法を用いて,1) 太陽フレアや磁気嵐,オーロラサブストームに伴う電離圏の大規模擾乱現象,2) スポラディック E や中規模伝搬性電離圏擾乱などの局所的電離圏現象,3) 地上で発生する極端自然現象(台風,火山噴火,津波)などに伴う電離圏大気波動を観測することができます.最終的には,複数の周波数の電波を送信し,かつ国内の複数箇所に受信システムを配備することで,電離圏の変動を 3 次元的に広域に可視化したいと考えています.
HFDOPE プロジェクトページ     HFDOPE クイックルック + リアルタイムデータ
# この課題は,村田学術振興財団研究助成,放送文化基金研究助成,高橋産業経済研究財団研究助成 のサポートを受けて実施しています.
   
プロジェクト 2: 国際宇宙ステーションから宇宙飛行士がデジカメで撮影した画像のオーロラ研究への活用
国際宇宙ステーションから宇宙飛行士がデジカメで地球を観測した画像が NASA のウェブサイトで公開されています.これらの画像の中には,華々しいオーロラが写っていることも珍しくないのですが,カメラの画角や撮像時刻,ポインティングなどが正確に分からないため,科学データとして用いることには困難がありました.我々は,画像中に写っている街明かりを目印にして,画像の正確なマッピングを行い,これらのカラーデジタルカメラ画像をオーロラ科学の研究に用いることに取り組んでいます.将来的には,地上での校正実験を行うことでカメラの分光特性を調べ,カメラの色情報から,オーロラを作り出す宇宙からの降下電子のエネルギーを推定したいと考えています.
# この課題は 科研費 挑戦的研究(萌芽)2020-2022 のサポートを受けて実施しています.
 
プロジェクト 3: VHF 帯電波の長距離伝搬を用いたスポラディック E 現象の研究
日本国内において,航空航法用無線や放送に用いられている VHF 帯電波の長距離異常伝搬現象のモニタリング観測を行っています.VHF 帯電波の長距離異常伝搬は,夏季に発生するスポラディック E と呼ばれる電離圏現象によって引き起こされることが知られており,この特性を用いてスポラディック E の広域構造をイメージングすることを目的としています.また,長距離異常伝搬の常時計測を行うことは,スポラディック E が航空航法に与えるインパクトを明らかにすることにも繋がります.現在は,日本国内 6 箇所に受信点を配備し,データをリアルタイムで公開することを目指して,観測システムの整備を行っています.
VHF 帯電波観測 クイックルック + リアルタイムデータ
# この課題は,村田学術振興財団研究助成, 科研費 新学術領域研究(研究領域提案型)2018-2019 のサポートを受けて実施しています.
   
プロジェクト 4: 中低緯度・赤道域における大気光を用いた電離圏の広域イメージング
日本国内,東アジア,東南アジア,オセアニアの複数の観測地点において,安価でコンパクトな大気光イメージャ(LCAS: Low-Cost Airglow imaging System)を用いた電離圏観測を行っています.2019 年に打ち上げ予定の NASA の人工衛星 ICON による計測と組み合わせて,低緯度・赤道域の電離圏に現れ,衛星測位に影響を与えることが知られている「プラズマバブル」の生成メカニズムを明らかにします.将来的には,安価な大気光イメージャシステムによる観測技術をオープンソース化することで観測を世界中に広げ,グローバルな電離圏イメージングを行いたいと考えています.
LCAS クイックルックデータ     LCAS データアーカイブ
# この課題は 科研費 基盤(B)2017-2021 のサポートを受けて実施しています.
   
プロジェクト 5: 地上からの高速撮像観測と人工衛星・ロケット観測を組み合わせた脈動オーロラの研究
数秒から数十秒の周期で明滅する脈動オーロラを観測するために,北欧やアラスカの複数地点において計 7 台のカメラを用いた高時間分解能オーロラ観測を行っています.1 秒間に 100 枚の画像を撮るために,世界最高感度の EMCCD カメラを用いています.この地上光学観測と,2016 年 12 月に打ち上げられた宇宙空間探査衛星あらせや,欧州非干渉散乱レーダー EISCAT,実施が計画されている脈動オーロラロケット実験による観測と組み合わせて,脈動オーロラ明滅の起源を明らかにします.
脈動オーロラ研究プロジェクト     脈動オーロラ高速撮像観測データアーカイブ
# この課題は 科研費 基盤(S)2015-2019,国際共同研究強化(B)2018-2020 のサポートを受けて実施しています.
     
プロジェクト 6: 高感度大気光イメージャによる極冠域電離圏環境の広域イメージング
ノルウェースバールバル諸島のロングイヤービイエン(LYR),カナダ北極域のレゾリュートベイ(RSB)とイウレカ(EUR)の計 3 地点において,高感度全天イメージャを用いた大気光高速撮像を行っています.低高度を飛翔する ESA の人工衛星 Swarm や,非干渉散乱レーダー AMISR,大型短波レーダー SuperDARN,GPS 受信機網 CHAIN などのデータを組み合わせて,緯度が 80 度を超える領域(極冠域)の高度 300 km に出現する電子密度の乱れ「ポーラーパッチ」や,「極冠オーロラ」などの微細構造・短周期変動に高時空間分解能イメージングで迫ります.また,京都大学,国立極地研究所と共同で南極大陸での大気光イメージャ観測も行っており,極冠域電離圏現象に見られる南北半球非対称性の研究にも取り組んでいます.
LYR リアルタイムデータ     LYR データアーカイブ     RSB データアーカイブ     EUR データアーカイブ
# この課題は 科研費 基盤(B)海外学術調査 2014-2018 のサポートを受けて実施しています.
   
プロジェクト 7: 北欧ノルウェーにおける GPS 衛星測位信号の観測
ノルウェーのトロムソにおいて,名古屋大学と共同で GPS 衛星の測位信号の計測を行っています.欧州非干渉散乱レーダー EISCAT や大型短波レーダー SuperDARN による観測と組み合わせて,オーロラの爆発的な振る舞いが GPS や Galileo,GLONASS などの全球衛星測位システムの精度や安定性にどのような影響を及ぼすのかを明らかにします.2017 年には,同じシステムを極冠域のスバールバル諸島ロングイヤービイエンにも設置し,大気光イメージャとの同時観測を狙います.
# この課題は 科研費 基盤(B)2011-2014 と 科研費 基盤(B)2016-2018 のサポートを受けて実施しています.